今日は東武鉄道60000系を紹介したいと思います。

東武鉄道60000系とは
東武鉄道60000系は2013年に登場した野田線用の車両です。この形式は伊勢崎線や東上線の転属車ばかりが走る野田線において初の新形式車両であり、驚きをもって迎え入れられました。翌年からは野田線にアーバンパークラインの愛称が付与されそのロゴを纏うようになりました。現在は野田線車両43編成のうち18編成が60000系となっています。今後、野田線は6両編成から5両編成への減車が予定されており60000系においては1両減車され5両編成となる見込みで現在の姿を見られるのはあと数年となっています。

ラインナップ
品番 | 品名 | 価格 | メーカー | アンテナ | ロゴ |
30283 | 東武60000系(東武アーバンパークライン・61610編成) | ¥29,480 | GREENMAX | 1本 | 〇 |
30284 | 東武60000系(野田線・61603編成) | ¥29,480 | GREENMAX | 1本 | X |
30344 | 東武60000系(東武アーバンパークライン・61618編成・アンテナ2本搭載) | ¥29,480 | GREENMAX | 2本(新製時) | 〇 |
31717 | 東武60000系(東武アーバンパークライン・アンテナ増設後) | ¥30,030 | GREENMAX | 2本(増設) | 〇 |
30344と31717は現在の運行中の60000系です。30284はアーバンパークラインのロゴが取り付けられる前でデビューから1年ほど、30283はアンテナが増設される前の姿です。
ディテール

クハ61600です。運転台付きで柏行きの時に先頭に立ちます。

前面は丸みを帯びています。よく印象をつかんでいると思います。ロゴもきれいに印刷されています。ヘッドライトは丸型にLEDが配置されていますがロービームは下半分のみ点灯します。行先は印刷されています。最近のGREENMAX製品は行先表示の点灯化が進んでいますがこの製品においては点灯しません。

屋根上のアンテナは1本で後ろのアンテナ部は台座のみです。30344と31717は後ろの部分もアンテナが設置されています。なお増設のアンテナは前部のアンテナと形状が異なるようです。

側面はブルーとライトグリーンのステッカーが配置されていてどこかのコンビニを思わせる配色になっています。ロゴ、車番もきれいに印刷されています。



モハ62600です。パンタグラフが付いています。集中型空調装置が屋根上に一個付いています。

モハ63600です。モハ62600とユニットを組みます。

サハ64600です。5両化の際には編成から外れ、改造の上で80000系に組み込まれる予定です。

モハ65600です。こちらもモハ62600同様パンタグラフが付いていますがこちらは単独の電動車となっています。

クハ66600です。運転台付きでこちらは大宮・船橋行きの時に先頭になります。

連結器はアーノルドカプラーです。
編成

オプションパーツ
品番 | 品名 | 価格 | メーカー |
8461 | 室内照明ユニット(狭幅・白色)(2本入り) | ¥2,046 | GREENMAX |
8462 | 室内照明ユニット(狭幅・白色)(4本入り) | ¥4,092 | GREENMAX |
8463 | 室内照明ユニット(狭幅・白色)(10本入り) | ¥8,800 | GREENMAX |
メーカー独自の室内灯はこちらになります。
この車両にはTOMIX製の室内灯が取り付けできます。対応製品は0733・0737です。以下のリンクで取り付け方を解説しています。
またこの車両にはTOMIX製のボディマウントTNカプラーも取り付けることができます。対応製品は0337です。取り付けは以下のリンクをご覧ください。
まとめ

野田線といえばお古の車両ばかりというイメージでしたので新型形式の直接投入にはびっくりしましたが沿線の宅地開発やイメージ向上に合わせての投入であろうことを考えると納得がいきます。今回、東武鉄道60000系を紹介しましたが早速の模型化に喜びを感じます。製品の出来も満足のいくものとなっています。今後、野田線の5両化とともに同形式にも変化が生じる見込みで模型のこの形態も過去のものとなってしまいますが模型としていつまでもその姿を残し続けてほしい、そんな製品になっていると思います。