今日はE233系1000番台京浜東北線を紹介したいと思います。伝統のスカイブルーを纏った現役の京浜東北線の車両を実車の変化も交えてみてみましょう。

E233系1000番台とは
E233系はE231系の後継車両として2006年に中央快速線に登場しました。通勤型・近郊型の垣根をなくしたE231系の発展型としてこれまでに3287両が製造されているが、中央快速線用のグリーン車が現在製造されているのでさらに増える見込みである。民営化後のJRでは最も多く製造された形式となっている。

1000番台は2007年から京浜東北線用として製造され2009年までに同線区の209系をすべて置き換えた。京浜東北線のラインカラーであるスカイブルーの帯を巻いています。10両編成で209系は乗降時間短縮のために6ドア車を導入していたがE233系では車体幅が広がったので必要がないと判断され連結されていない。

近年はワンマン化と機器更新のため、車両に変化が出てきている。
ラインナップ
品番 | 品名 | 価格 | メーカー |
10-1826 | E233系1000番台 京浜東北線 基本セット(3両) | ¥11,880 | KATO |
10-1827 | E233系 1000番台 京浜東北線 増結セットA(3両) | ¥7,700 | KATO |
10-1828 | E233系 1000番台 京浜東北線 増結セットB(4両) | ¥7,590 | KATO |
上記3種をそろえると実車通りの10両編成になる。
ディテール
では模型を見ていきますが今回、写真に登場する車両は以前の製品となるので現在の模型の仕様も交えながら解説をしていきます。

クハE233-1000です。大宮方の先頭車です。側面にJRマークが印刷されています。側面の行先表示は印刷済みとなっています。

前面のロゴはきれいに印刷されています。ヘッドライト・テールライトが上部にあるので顔全体がのっぺりした印象を受けます。ヘッドライトは角形に配置されたLEDに交換されたので丸型のHIDをモデルとしているこの模型とは異なる。


所属表記がさいたま車両センターに名称変更された関係で宮ウラから宮サイに変更されている。

実車は近年はワンマン化とATACSの工事が行われていて先頭車はラジオアンテナが撤去され別のアンテナが増設されている。



モハE233-1400です。シングルアームパンタグラフを搭載しています。モハE233-1200も同じくパンタグラフを搭載していて床下の配置は同じだが模型では動力車となっている。

モハE232-1400です。モハE233-1400とユニットを組む。

モハE232-1200は一部床下機器が省略されていて、他のモハE232とは配置が異なる。モハE233-1200とユニットを組む。

モハE233-1000です。この車両は機器の2重化のため2つパンタグラフを搭載していますが通常時は片方のパンタグラフのみを使用する。

モハE232-1000です。模型ではモハE232-1400と変わらないが弱冷房車のためその表記がある。モハE233-1000とユニットを組む。

サハE233-1200です。サハE233-1000も模型では同じです。

クハE232-1000です。大船方の先頭車です。
編成

オプションパーツ
品番 | 品名 | 価格 | メーカー |
11-211 | LED室内灯クリア | ¥792 | KATO |
11-212 | LED室内灯クリア 6両分入 | ¥3,960 | KATO |
室内灯を取り付けることができます。取り付け方は下記のリンクを参照してください。
品番 | 品名 | 価格 | メーカー |
28-139N | E233系京浜東北線 グレードアップシール (ホビーセンターカトー製品) | ¥1,430 | KATO |
この製品にはステッカーは付属していませんが別売りのステッカーが設定されています。これを使用すれば行先を変更することができるほか優先席や女性専用者などのステッカーも付属している。
まとめ

いかがでしたでしょうか?E233系の中でも初期に登場した車両になりますが模型もよく特徴を捉えていますね。京浜東北線はその路線長が長く並走する車両も多く存在するので首都圏の鉄道を再現するには外せない形式となっています。ただKATOのこの車両は2020年以降生産されていないようです。もしかしたら現在の姿での生産をにらんで調整しているのかもしれませんね。この記事でKATOのE233系京浜東北線に興味を持たれた方はその時を待ちましょう。