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KATO 103系 第2弾をチェック~今回発表されたラインナップと編成例

103系武蔵野線
写真はATC車で、今回新たに運転台後方にも戸袋窓のある非ATC車が発売される。

先月に引き続き、KATOから103系の第2弾の生産が発表されました。長年にわたって生産が続けられているKATOの103系ですが、今回も複数の車体色がラインナップされています。
本記事では、発表されたKATO 103系第2弾の内容を整理しつつ、ラインナップをもとに編成例を紹介していきます。

今回製品の見どころ

  • カナリア・エメラルドグリーンが再生産
  • オレンジは高運転台・非ATC車として新規設定
  • 先月発表の103系と同様にライトユニットが変更

ロングセラーとして続くKATOの103系

KATO103系

KATOの103系は、長年にわたり継続して生産されている定番モデルです。新製冷房車で、高運転台・低運転台の双方がラインナップされており、今回発表された第2弾生産でも基本的な構成や仕様は先月発表分と同様となっています。設計自体は古いものの、現在の目で見ても破綻のない造形で、安定した人気を保ち続けています。

一方、低運転台の非冷房車については、初心者向けのKOKUDENシリーズとして展開されています。こちらはライト非搭載・動力車のみという非常にシンプルな構成となっており、今回発表されたライトユニットの仕様変更パーツは使用できない点には注意が必要です。

なお、KATOの103系については、ディテールや仕様を詳しく紹介したレビュー記事も掲載しています。製品の特徴をより詳しく知りたい方は、あわせて下記の記事も参考にしてみてください。

今回生産される103系の仕様と特徴

品番品名価格
10-1743G103系<オレンジ>4両セット2¥10,450
10-1744B103系<オレンジ>中間車3両セット¥4,730
10-1743D103系<カナリア>4両セット¥10,450
10-1744D103系<カナリア>中間車3両セット¥4,730
10-1743E103系<エメラルドグリーン>4両セット¥10,450
10-1744E103系<エメラルドグリーン>中間車3両セット¥4,730

今回生産されるKATOの103系は、オレンジ・カナリア・エメラルドグリーンの3色展開となります。いずれも高運転台車で、オレンジとカナリアは非ATC車、エメラルドグリーンはATC車として設定されています。なお、オレンジの高運転台・非ATC車は今回が初設定となります。

製品構成は、4両基本セットと3両増結セットが基本となっており、組み合わせることでさまざまな編成を再現することができます。

KATO103系 ライトケース

また、先月発表された103系と同様に、今回の生産分からライトユニットが変更されます。点灯方式は従来の麦球からLEDへと改められ、あわせてライトケースも銀色から、運転台の色味に近い黄緑色へ変更される予定です。

各線区における編成例

ここでは、今回発売される製品を用いた編成例を紹介します。なお、今回のラインナップのみでは、実車で実際に存在した編成をそのまま再現するのが難しいケースも多く見られます。そのため、本記事では雰囲気重視の編成例として紹介しますので、編成を考える際の参考としてご覧ください。

103系編成表オレンジ

オレンジの非ATC車は中央快速線に10両編成で投入されましたが、比較的早い段階で201系に置き換えられ、その後は総武緩行線へ転属し、カナリア色へ塗り替えられています。武蔵野線でも非ATC車の運用は見られましたが、こちらは少数派だったようです。
大阪環状線や片町線でもオレンジの非ATC車の運用は確認されていますが、今回の製品と同一仕様の車両のみで編成が組まれていた例は少なく、場合によっては存在しなかった可能性もあります。またJR西日本では戸袋窓を埋める改造が行われていたこともあり、これらの線区については雰囲気重視の編成となりそうです。
また武蔵野線と大阪環状線では同じ8両編成でも編成の構成が違うことに注意してください。

103系編成表カナリア

総武緩行線では、カナリアの非ATC車が比較的長期間にわたって活躍しました。一方、南武線では非ATC車の運用はなかったようです。
福知山線で使用されていた6両編成・4両編成は、新製投入車両であったこともあり、今回の製品形態に比較的近い編成といえます。

103系編成表エメラルドグリーン

常磐線ではエメラルドグリーンの10両編成と5両編成が存在し、これらを併結した15両編成での運行も行われていました。

第2弾発表のまとめと今後の展開

こんなに早く第2弾が発表されるとは思いませんでしたが、先月のラインナップとあわせて、国鉄期を代表する5色の103系が揃うことになります。
価格も比較的手頃で、これから鉄道模型を始めたい方にも手を出しやすいのが、KATOの103系シリーズの魅力といえるでしょう。
今回は設定されなかったタイプもありますが、これまでの展開を考えると、いずれ再生産や別バリエーションが登場する可能性もありそうです。今後のラインナップにも期待しながら、シリーズを追っていきたいところです。

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