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車内を明るくしよう~室内灯をつける(KATO)その3

今日は先日紹介した787系に室内灯を取り付けます。KATOの室内灯の取り付けは3回目ですが今回も照明板の取り付け方が少し異なるのでそのあたりを中心に解説していきたいと思います。また今回は照明板の仕様が変わった最新の製品を使用するのでその違いなども含めて進めていきます。

ラインナップ

品番品名価格メーカー
11-211LED室内灯クリア¥792KATO
11-212LED室内灯クリア 6両分入¥3,960KATO
11-213LED室内灯クリア(電球色)¥792KATO
11-214LED室内灯クリア(電球色)6両分入¥3,960KATO

KATOの室内灯は基本的には光の色の違いで2種類です。あとは入り数が違います。説明書を見て用意してください。

取り付け

今回の車両は787系アラウンドザ九州の4両セットです。

説明書に指定されている11-212を用意しました。

今回用意した室内灯は最新版で照明板が変更になっています。これまでは反射用に白い印刷が施されてましたが最新版では細いへこみが並んでいます。このへこみでライトを拡散させるのですね。取り付け方は以前と変わらないようです。

光り方はどうでしょうか?以前に使用した東武8000系で比較します。写真ではわかりにくいですが手前の新しい照明板のほうが明るく均等に光を拡散させています。

さて室内灯の取り付けを行います。室内灯は照明板(プリズム)、室内灯ユニット、集電シュー、あとはお好みでカラーフィルターで構成されています。

今回は照明板の取り付け方は2通りあります。最初はクロハ786とクハ787です。この2両は新しく制作されたので東武8000系や381系クモハ381と同様で床板に照明板を取り付けます。見分け方としては床板に照明板を取り付けるための突起があるかないかです。写真左は突起あり、右はなしになっています。

まずは車両から床板を取り外します。

それから床板に集電シューを差し込み室内灯ユニットを取り付けます。しっかりと接触しているかのチェックも忘れずに。

クロハ786とクハ787は照明板も床板に取り付けます。この2両は先頭車なので先に照明板の長さを詰める必要があります。目安となるへこみがあるのでここで切り取ります。それから床板に取り付けてください。ボディを戻したらこの2両は完成です。

モハ787とモハ786はそもそもが古い製品なのでボディ側の側面窓の溝に照明板をひっかけます。一か所合わせればほかの爪も合うと思います。照明板が取り付けられたら室内灯ユニットを取り付けた床板にボディをかぶせます。これでこちらも完成です。

動力ユニットの集電シューの取り付けも前回と同様折り曲げてから取り付けを行います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?照明板が新しくなりましたが以前よりも均一に明るくなった感じでとても良いですね。KATOの室内灯の気になる点としては製造時期によって照明板の取り付け方が違うことです。なので、取り付けの際はよく確認をしてから取り付けを行ってください。私個人の考えでは取り付け方は編成内ではそろえたほうが良いと思うのですが(そのたびに金型を直す必要が出てくるのでメーカー的にはためらってしまうのもわかるのですがね)。そのうちKATOの室内灯の取り付け方も決定版としてまとめた記事を作ろうかと考えておりますのでその時までお待ちください。

対応製品

関連事項

床板に照明板用の突起のある製品の室内灯の取り付け方はこちら
ボディに照明板をかける爪がある製品の室内灯の取り付け方はこちら

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