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車両の連結のリアルに~ボディマウントTNカプラーに変えよう(TOMIX)

今回はTOMIXの連結器をボディマウントTNカプラーに交換していきたいと思います。

ラインナップ

品番品名価格メーカー
0336密連形TNカプラー(SP・黒・6個入)¥1,650TOMIX
0337密連形TNカプラー(SP・グレー・6個入)¥1,650TOMIX
0374密自連形TNカプラー(SP・黒・6個入)¥1,650TOMIX
0375密自連形TNカプラー(SP・グレー・6個入)¥1,650TOMIX
7711密連形TNカプラー(SP・黒・空気配管付・6個入)¥2,420TOMIX
7712密連形TNカプラー(SP・グレー・空気配管付・6個入)¥2,420TOMIX

基本的には上記のいずれかで対応できます。説明書などで確認の上で用意をしてください。

交換方法

今回の交換の前に注意してほしいこととして加工して取り付けてしまうと元に戻すことが基本的にはできません。元に戻すためには台車を新たに手に入れる必要があります。なのでよく吟味をして個人の責任で加工をしてください。

今回は京浜東北線205系の連結器を交換したいと思います。

この車両の模型はアーノルドカプラーが標準で取り付けられています。これを交換したいと思います。

この車両に対応した連結器は0336です。1両につき先頭車は1個、中間車は2個必要ですので18個必要になります。

連結器自体はこんな感じです。連結部が密連型の形をしていてリアルです。

それでは取り付け作業に移ります。まずは車両の床板を外します。台車の付近に爪があるので少し開きながら外します。先頭車の場合はライトレンズなどが床板から飛び出していたたり行き先表示器が出っ張っていたりするので無理に引っ張ると壊れてしまうことがあるので慎重に行ってください。

次に台車を外します。外す際にはプラスドライバーでねじを外します。ドライバーは100均で売っているようなドライバーセットでも大丈夫です。台車を外した際には集電スプリングやねじをなくさないようにしてください。

次に台車の加工をします。台車の連結器側の車輪を外すと連結器の途中に切込みが入っています。ここから連結器を折り取ります。無理に折ろうとすると壊れてしまう可能性があるのでニッパーやカッターナイフなどで切り取ってもよいです。

今度は床板側に連結器を取り付けます。カチッとはまっているかチェックしてください。

床板に台車を取り付けてボディを戻したら完成です。台車をねじで止める際に無理に回すとねじ山がなくなってしまい固定できなくなってしまうのでもし何かに引っかかる感覚があったら無理をせずに一度ねじを取り外してやり直してください。

次は動力車の連結器を交換します。こちらもボディを床板から外します。

台車を床板から外します。動力車は台車を押し込むように抑えながら開くように外します。

台車のカプラーポケットを切り取ります。説明書を確認して根元から切り取ります。

床板に連結器を取り付けて台車を戻します。そしてボディを取り付けて元に戻します。

では実際に連結させます。レールに車両を置いてつなげますが連結させるときは少し強めに押し付けます。カチッと連結したことを確認してください。

メリット

まずは連結器が実物と同じ形状になるので連結面の見栄えがよくなります。

アーノルドカプラーはひっかけて連結するのに対してボディマウントTNカプラーは連結器がしっかりとくっつきます。交換すると連結面の間隔が狭くなりよりリアルに見えます。

デメリット

連結面の間隔が狭くなるので小さい半径のカーブが通過できなくなります。写真のカーブはR282ですが写真右の交換前に対して写真左のTNカプラーに交換した車両の連結面は接近しています。

まとめ

ボディマウントTNカプラーは連結面や走行に関してはリアルになりますが通過できるカーブの半径が大きくなるのでレイアウトを製作する際には注意が必要です。室内灯に比べると変化は大きくないですが効果はありますのでチャレンジしてみたい方はぜひ交換してみてください。

関連項目

今回の取り付けに使用した車両はこちら(対応製品は0336)
東武鉄道500系リバティも同じ方法で取り付けできます(対応製品は0337)

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