今日は381系スーパーやくもを紹介したいと思います。

381系スーパーやくもとは
1973年に登場した381系は1982年に特急やくもに投入されました。1994年に一部の編成にスーパーやくも用の改造が施されました。パノラマ型先頭車クロ380への改造や座席のピッチ拡大などが行われ、改造の実施された車両は紫ベースの塗装に変更されました。後年登場の緑やくもとの混色も見られ2006年からはスーパーの愛称がなくなりました。2007年からはさらなるリニューアル(ゆったりやくも化)が行われスーパーやくも塗装は2008年に一足早く消滅しました。やはり381系最大の特徴は車体を傾けて走る振り子機構でカーブを高速で駆け抜けます。
ラインナップ
品番 | 品名 | 価格 | メーカー |
10-1936 | 381系「スーパーやくも」(パノラマ編成) 6両セット | ¥24,420 | KATO |
10-1937 | 381系「スーパーやくも」4両セット | ¥18,920 | KATO |
今回のスーパーやくもはパノラマ型先頭車のクロ380が入ったセットとサロ381やクモハ381の入ったセットの2種類になっています。いずれのセットにもモーター車が入っていますが増結を考慮してか違う形式に設定されています。お互いのセットをやり取りしたり緑やくもや国鉄色381系を利用することによって最大9両編成を組むことができます。
ディテール
それでは実際に模型を見てみましょう。


まずはパノラマ型のクロ380、実車はサロ381からの改造車です。ロゴマークもきれいに印刷されています。実車は後年のスーパーの愛称消滅に際して、SUPURの部分が消されてしまったようです。

クロ380の愛称幕はLED化されています。

クハ381です。貫通扉がないので先頭に連結されることが多いです。

クモハ381です。貫通扉のある先頭車はモハ381からの改造車で9両などの増結される際には中間に連結されることが多いです。



ヘッドマークはスーパーやくも、やくも、通勤ライナーの3種類です。 またクモハ381は貫通扉の真ん中に愛称幕があるのでクハ381のそれと比較する幅が狭くなっています。



モハ380、モハ381、サロ381です。塗装の違い以外は緑やくもと大差はありません。


振り子機構ももちろんついてますし先頭車は増結用の連結器に変えることによって中間車として連結できます。


付属品はドライバーと交換用の連結器、クロ380用の交換用ヘッドマークです。小さいのでなくさないように気を付けたいです。あとはステッカーが付属しています。サボまで入れるとなかなか貼り付けに骨が折れそうです。
編成

スーパーやくもは基本的には6両で運転されますが閑散期には4両で運転されます。またサロ381を外した3両での運転のありますがこの運用はやくもとして走ります。

緑やくもが登場してからはユニット単位での混色も多く、また多客期には日根野電車区の国鉄色381系の借り入れ車の連結もありバラエティに富んだ編成が多く見られたようです。また引退直前にはスーパーやくも塗装、緑やくも塗装、国鉄色の復活塗装もありゆったりやくもとの混色も見られました。
オプションパーツ
品番 | 品名 | 価格 | メーカー |
11-211 | LED室内灯クリア | ¥792 | KATO |
11-212 | LED室内灯クリア 6両分入 | ¥3,960 | KATO |
室内灯を取り付けることができます。取り付け方は下記のリンクを参照してください。
まとめ

いかがでしたでしょうか?前回の緑やくもや国鉄色のくろしお編成を合わせると実に様々な編成を組むことができて非常に面白いと思います。ここまで製品化をしてくれたKATOには感謝しかありません。ぜひ皆さんも集めてみてください。