【TOMIX】2025年12月発売の鉄道模型新製品・再販品まとめ～103系通勤電車（高運転台ATC車・ウグイス）・阪急電鉄 新2000系など

TOMIXから2025年12月に発売される製品をご紹介します。

注目製品ピックアップ

923形ドクターイエロー

子供に人気の高いドクターイエローが再生産されます。TOMIXのドクターイエローはJR東海のT4編成がモデルとなっています。ちなみにKATOのドクターイエローはJR西日本のT5編成がモデルで細かいところに差異があります。基本セットと増結セットで実車同様の7両編成になります。また、基本セットとレール・パワーパックが同梱したベーシックセットも同時に再生産されます。実車のT4編成は今年（2025年）、老朽化のため引退をしてしまいました。また今後は営業列車（N700S）にドクターイエローの機能を搭載して計測を行うとのことで後継車両は登場しないのも残念なところです。T5編成も先は長くないですが模型では健在です。その雄姿を模型で残してみてはいかがですか？

103系通勤電車（高運転台ATC車・ウグイス）

リニューアルをしてからのTOMIX103系は作り込みが細かく非常に評価が高いモデルとなっています。今回はウグイス色の103系が新たな構成で発売されます。国鉄晩年からJR初期に見られた冷房車と非冷房車の混結編成になっています。基本セットはサハ103が、増結セットは3両すべてが非冷房車となっています。基本セットは7両で横浜線を、増結セット3両を組み合わせることで10両編成の山手線・埼京線を再現することができます。同梱の転写シートでは横浜線の誤乗防止用の表記やJRマークが収録されているので路線や走行時期を選択できるのもうれしいところ。国鉄の通勤車の代表格103系は懐かしさを覚える人も多いのではないでしょうか？

色違いではありますがTOMIX103系は過去にレビューをしていますので以下のリンクからご参照ください。

阪急電鉄 新2000系（宝塚線・第1編成）

TOMIXから初めて阪急電鉄の車両が発売されます。最新形式の2000系です。阪急車両特有のピカピカのマルーン塗装が再現されます。また、前面の標識灯はスイッチで3パターンに点灯させることができます。車内のシートはグリーンの別パーツで再現されるようで、これらを見るかぎり相当気合の入った製品になっています。阪急電鉄の車両だとグリーンマックス製や鉄道コレクションを集めている方が多いと思いますがTOMIXでの他のバリエーション展開にも期待したいですね。

ベーシックセットSD E233系上野東京ライン

E233系上野東京ラインのベーシックセットが再生産されます。北は群馬・栃木から埼玉・東京・神奈川を抜けて静岡にまで顔を出す上野東京ライン・湘南新宿ラインの車両はまさに首都圏の顔といっても差し支えのない形式です。そしてベーシックセットなのでレールとパワーパックも同梱されているので鉄道模型を始めるのにぴったりの製品です。車両は基本セットAが同梱されているので増結セットを追加すれば10両編成を、さらに基本セットBやE231系を追加すれば実車通りの15両編成も再現できます。首都圏の顔ともいえるE233系のセットで鉄道模型を始めてみませんか？

2025年12月の新製品一覧

2025年12月の再販品一覧